部屋探しに有利な時期があります

引っ越しをしたいと考えている人にぜひ知っておいてもらいたいのが引っ越しのタイミングです。

空き物件は年間を通していつでも探すことができますが、中でも物件が多く出回る時期と逆に少なくなってしまう時期とがあります。

物件数が一気に増えるのが2~4月くらいの年度の入れ替わりの季節で、転勤や進学などで引っ越しをする人が退去をしたり入居をしたりと入れ替わりが激しくなります。

ただ近年ではそうした一時期に集中するのを避けるため、部屋さがしを前だおしする動きも増えているので、引っ越し時期に余裕があるなら1月くらいからこまめに空き物件のチェックをしておくといいでしょう。

ネットで検索をするのもいいのですが、どこか賃貸取り扱い業者に先に下見に行って登録などをしておくとネットに掲載する前によい物件を教えてもらうこともできます。

引っ越す日にも注意が必要

希望の物件が見つかってうまくおさえることができたら、次に考えないといけないのが引っ越しを何日にするかという予定です。

賃貸契約では必ず契約発生日を事前に決めておき、その日から日割りで初月の賃貸料が発生することになっています。

入れ替わりで現在住んでいる部屋を退去することになる場合にも解約日を定めますが、その場合にはきっちり日割りにされることはあまりなく、ほとんどが最後の賃料は1月分支払うようになっています。

できるだけ賃料を浮かせたいと思うと、引っ越し当日からを契約開始日にしたくなるところですがあまりギリギリにしてしまうと時間的なタイミングが合わずに引っ越し業者が来たのに部屋のカギが間に合わなかったり、引っ越したのにガスや電気の契約が間に合わなかったなんてこともあるかもしれません。

解約をする場合も敷金の支払い額を決めるために立ち会いをしなくてはいけないことが多いので、1日で引っ越しと引き渡しの両方をやろうとするのは大変です。

遠方で何度も行き来ができないというときにはその旨を不動産会社や引越し業者に伝え、時間的なすれ違いがないようしっかりとスケジュールを立てていきましょう。

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