大学やや短大・専門学校が実家から遠い学生にとって、物件探しは重要です。
大学生の一人暮らしはどのような物件に住んでいるのでしょうか。
一人暮らしをする大学生の住居形態には、以下のような選択肢があります。

アパート

多くの大学生がアパートを選択するでしょう。一人暮らしの大学生の半数以上がアパートに住んでいます。
一人暮らしやルームシェアが可能であり、学校や公共交通機関へのアクセスが良い場所を選ぶことで、快適な学生生活を送れるでしょう。
一方で、防音性やセキュリティ面で不安があるため、その点を重視する人は良く検討して決めることをおすすめします。

マンション

マンションとは主に鉄筋造、鉄筋コンクリート造で4階以上の集合住宅を指します。
コンクリート造なので防音性が高く、騒音トラブルが起きづらいメリットがあります。
ただし、アパートに比べて同じ間取りでも家賃が1~2万円高い物件が多いので家庭ごとの経済状況から選ぶといいでしょう。

学生マンション

大学や専門学生が住むことをメインとした学生用の物件です。入居制限がある以外は、学生向けということでセキュリティや設備面でしっかりしています。
また、学生マンションによっては食事つきの物件もあります。
参考:広島大学の学生寮・学生会館総合情報サイト 学生マンションドットコム

学生寮

大学によっては学生寮を提供している場合があります。
学生寮とは、学生専用の集合住宅です。一般的にトイレ・風呂・キッチンが共用です。
学内または学外にあり、学生同士の交流が盛んで、学業に集中しやすい環境が整っています。
寮生活は社会性を養う面でも良い経験となります。

下宿

一般的に他人の家を間借りして生活する居住形態です。大学近くに住む親戚などの家に住まわせてもらうケースが多いようです。
低家賃で食事つきの生活が送れることがメリットです。
一方で細かいルールにより、実家よりも息苦しさを感じるケースもあります。

学生会館

民間企業が経営する特定の大学に縛られない学生寮を指します。
食事つきの物件が多く、管理人の常駐や監視カメラなどセキュリティ面も充実しています。
学生寮なので部外者を呼ぶには事前の申請が必要で、異性を招くのは基本禁止です。

大学生が住める住居形態は、個人の希望や予算によって異なります。
物件探しの際には、家賃や立地だけでなく、部屋の設備や条件、共益費、契約条件なども確認し、快適な住環境を選ぶよう心掛けましょう。
また、物件探しは早めに始めることで、自分に合った住居を見つけるチャンスを増やすことができます。

カテゴリー: 物件探しのコツ