大きい物から

引っ越しをするときには自分の荷物をまとめて運び出せるようにしなくてはいけません。
自分たちでトラックなどを調達して運び出しをする場合ならまだよいのですが、プロの引越し業者にお願いをする場合にはきちんと所定の分量内におさえることができなければ料金内におさめることができません。
ただし引っ越し業者に依頼をする場合には、専用のダンボール箱や布団カバーなどの用品をレンタルしてもらえるので案外作業がはかどりやすくなります。
自力で引っ越しをする場合には自分でダンボールなどを用意しなくてはいけませんが、引越し専用のダンボールを使用しない場合、箱の大きさがまちまちになってしまったり、そもそもダンボールの強度が弱くなってしまったりするのでよけいに苦労をしてしまうこともあります。
ですのでまず荷造りをするときには、積み込みしやすいようにできるだけ丈夫で大きさの揃ったダンボール箱を用意することから始めましょう。

荷造りをするときには、あまり一気にやろうとはせず普段あまり使用していないものから順に梱包をしていくようにしましょう。
引っ越しギリギリにまとめてやってしまおうとすると、どうしても詰め方が雑になってしまうためどこに何を詰めたかがわかりにくくなってしまいます。
引っ越しのための梱包のコツは、できるだけ同じジャンルのものは同じ箱にまとめて詰めるようにするということです。
詰めながら必要なものと思い切って廃棄をしてしまうものとを区別して、引越し前に処分すべきものをしっかりと分けるようにしていきましょう。
引っ越しは思い切って不必要なものを処分してしまうよい機会なので、いるものいらないものをわかりやすく区別をし、お住まいの自治体の処分方法にしたがって廃棄をしていくようにしましょう。

使わないものから

荷造りの始め方としては、まず現在すぐにはつかっていないシーズン外の家電製品(扇風機、ファンヒーターなど)や、本棚の本やCD・DVD・BDなどから手を付けていくようにしましょう。
そうしたものは箱に詰めるとかなりの重量になってしまうので、箱の強度を確認しながら丁寧に箱詰めをしていきましょう。
CDなどは丁寧に詰めていかないとケースが割れたりしてしまうこともあるので、隙間がないように丁寧に詰めるとともに、しっかりと割れ物注意の張り紙などをして区別していきます。

注意をしたいのが、生活に必要なものを先に詰めてしまわないようにするということです。
既に詰めてしまった箱のなかから必要なものを探そうとするとどうしても他の梱包にも影響が出てしまうので、あまり思いつきで行動をせず計画的に梱包作業をしていくようにしましょう。
理想としては引っ越し前日にはダンボールに囲まれつつ最後の布団で横になるようにしたいところです。